【放送設備・音響設備】業務用スピーカー





スピーカーとは・・・
放送設備のスピーカーは、建物内に設置されたスピーカーを通じて、
火災発生時の警報や避難誘導などの情報を伝える役割を担っています。
放送設備のスピーカーには、次のような特徴があります。
消防法で定められた耐熱基準などをクリアした認定品を
使用する必要があります。
性能によって「L級」「M級」「S級」に分けられ、
放送区域の床面積に応じて使用できるスピーカー種別や設置数などが
指定されています。
音圧は、L級で92dB以上、M級で87dB以上
S級で84dB以上と定められています。
メーカー推奨寿命は10年程度ですが、
使用期間や使用条件によって寿命を縮める場合があります。
放送設備は、アンプ、スピーカー、アッテネーター、起動装置、表示灯
操作部、電源、配線などで構成されています。アンプは別名増幅器とも呼ばれ
入力した音声を増幅させて出力する機器です。
放送設備は、劇場、公会堂、ホテル、病院などの消防法で
規定された防火対象物内に設置が義務付けられています。