【放送設備・音響設備】業務用ミキサー





ミキサーとは・・・
放送設備におけるミキサーは、マイクや楽器などの複数の音声を混ぜ合わせて、
音量や音質などを調整する機材です。
放送設備では、音声を電気信号に変換するマイク、音源を増幅するアンプ、
アンプから送られた電気信号を音に変換するスピーカーなどで構成されています。
ミキサーは、これらの機材を司令塔として、音のバランスを整え、聞きやすい音質に調整する役割を担います。
ミキサーには、次のような機能があります。
リバーブ:音に残響音を加えて空間的な広がり感を出す
コンプレッサー:音を圧縮してダイナミックレンジ(音量の大小の幅)を狭め、バランス調整を可能にする
EQ(イコライザー):聴きやすい音に調整する
ミキサーには、中型や大型の「卓」「コンソール」と呼ばれるものと、小型可搬型やカラオケや設備アンプに組み込まれる「ミキサー」と呼ばれるものがあります。
ミキサーには、製品によって同時に接続できる機器の数や種類が異なるため、使用する機材を整理して、
すべての機材を接続できるミキサーを選ぶ必要があります。